男性のほうが、重傷の腰痛になりやすい!
体の構造やライフスタイルのどちらとも、
女性のほうが、腰痛の発症リスクが高いことはお話しました。
しかし、腰痛の重傷度合いはどうかというと、
男性のほうが重傷の腰痛になりやすい
という傾向があります。
手術をしたにもかかわらず
「痛みやしびれが消えない」「一度はよくなったが再発した」
という重症患者さんがよく訪れます。
実は、そのほとんどが男性なのです。
「骨格が丈夫な男性のほうが、なぜ重症になるの?」と
不思議に思うかもしれませんね。
実は、これには2つの理由があります。
1.構造が丈夫なゆえの悲劇
2.性格的な傾向
1つ目の理由。
体の構造上は、たしかに男性のほうが丈夫にできています。
それだけに、病院に来るほどの痛みが出る場合というのは、
損傷の度合いも大きいといえます。
たとえば、男性の骨盤も3枚の骨で構成されていますが、
女性のように出産を予定した構造ではないので、
骨盤のつなぎ目(仙腸関節)はかなりしっかりしています。
しかし、強い負担がかかれば、つなぎ目がズレることがあり、
しっかりしているだけにズレが戻りにくいのです。
また、筋肉が多い分、筋肉が縮こまって固いままになると、
関節などの引っ張り合いもより強く、動きにくくなるので、
骨盤や腰椎への影響も大きくなります。
そのため男性は、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など
比較的症状の重い腰痛が、女性よりも多くなるのです。
2つ目の理由は、
男性は状態が悪くなるまであまり体のケアをせず、
動けないほどひどくなってから、ようやく対処に乗り出す、
という傾向(心理的傾向)が挙げられます。
もともと骨格が丈夫ではなく、デリケートな女性は
本能的に体の不調を敏感に察知し、早めに体のケアをします。
対して男性は、
体が丈夫にできているだけに「これぐらいは大丈夫だろう」と
安易に考えやすく、しかも、面倒くさがり屋なので、
真剣に体のケアを始めるまで時間がかかるのです。
1、2の理由がどちらもより悪いほうに出た結果、
男性の腰痛は手術が必要な症状にまで悪化してしまう
ことが多いといえます。
1はまだしも、2は心がけ1つで改善できますよね。
男性読者の皆さんには億劫がらず、異変を感じたら、
すぐに専門家のところへ行くことをおすすめします。
そもそも男性は女性よりも臆病なもの。
「病院に行って、もし手術をすすめられたらどうしよう」
などという理由で、アクションを起こせないのかもしれませんが……。
どちらにしても、自分の体を第一に考えていただきたいと思います。
以上、拙著【腰痛が治るのはどっち?】(学研パブリッシング/刊) より
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【腰痛が治るのはどっち?】
川井筋系帯療法治療センターでは、
患者さん一人ひとりに痛みに関する事はもちろん
職業や日常生活の状況を聞き、
どういう姿勢で何をして、どこに痛みや不調が出るのかを伺い、
原因を見極めてから施術内容を決めています。
さらに、体の状況をくわしく診るために
「体のゆがみ」がよくわかるモアレ写真で分析します。
そして
体の土台である骨盤を中心に
ゆらゆらと全身的に揺らしながら
股関節や腰や背中の深い筋肉(インナーマッスル)
の緊張からゆるめて全身的に整えていきます。
単なる表面的なマッサージと違って
短時間で高い効果が得られるのです。
健康で元気に過ごすためには、脚、腰がとても重要ですね。
腰や脚の痛み、しびれに悩まないように
早めに改善しましょう!
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