腰椎前すべり症
腰椎(背骨)が前にずれて戻らない状態
腰の反り返りが強いとなりやすい!
「腰椎前すべり症」とは、
骨盤の上にブロック状に積み上がっている背骨の腰椎が、
本来の位置から前側にずれてしまうことをいいます。
腰椎部分は、前方に湾曲した配列(腰の反り返り)をしていますが、
その前方湾曲が強くなりすぎて、腰椎が押し出されるのです。
そのため、腰痛部の前方湾曲が強い腰椎4番、5番部分が
前すべりによくなります。
腰椎が前にずれる幅が大きいと、
腰椎に引っ張られた靭帯が脊柱管を圧迫してしまい、
脊柱管狭窄症を引き起こす原因の一つになります。
すなわち、腰椎部に鈍痛と両臀部から両太もも後側、ふくらはぎにかけて
痛みやしびれが出やすくなります。また、間欠性跛行も同様です。
また、ずれる幅が小さくても、腰椎間隔の狭くなるところができると、
そこから出る神経根が圧迫されるので椎間板ヘルニアと同じような症状が出ます。
脚の痛みやしびれは、通常左右どちらか片方の前面や外側に出ます。
ただ、椎間板ヘルニアの場合は、
前屈みになると、ヘルニア部分に負担がかかって痛みが出やすくなる
のに対して、
「腰椎すべり症」の場合は、
前屈みで腰を丸めると、腰椎部の前弯が弱まって腰椎が本来の位置に
戻りやすくなるので、むしろ楽になります。
さらに、腰椎部の配列が悪く不安定であるため、
周りの筋肉が緊張して固くなって、腰部筋肉痛(筋・筋膜性腰痛)の
要因になったり、
腰にかかった強い力に耐えきれず、急に神経を圧迫してぎっくり腰を
起こしたりしやすくなります。
腰椎が前にすべる大きな原因は、
腰椎部の土台である骨盤の前傾が強くなっているために、
腰椎全体の前方湾曲が強くなりすぎて、腰椎が押し出される
ことにあります。
要は、腰の反り返りが強いということですね。
腰を反る姿勢や動作の多いスポーツやヨガ、ダンス、重たいものを持つ仕事、
ハイヒールをよく履く、などの人がなりやすい傾向があります。
したがって、腰椎前すべり症の人は、
なるべく腰が反り返らないようにすることが大切になります。
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【腰痛が治るのはどっち?】
川井筋系帯療法治療センターでは、
患者さん一人ひとりに痛みに関する事はもちろん
職業や日常生活の状況を聞き、
どういう姿勢で何をして、どこに痛みや不調が出るのかを伺い、
原因を見極めてから施術内容を決めています。
さらに、体の状況をくわしく診るために
「体のゆがみ」がよくわかるモアレ写真で分析します。
そして
体の土台である骨盤を中心に
ゆらゆらと全身的に揺らしながら
股関節や腰や背中の深い筋肉(インナーマッスル)
の緊張からゆるめて全身的に整えていきます。
(インナーマッスル整体)
単なる表面的なマッサージと違って
短時間で高い効果が得られるのです。
健康で元気に過ごすためには、脚、腰がとても重要ですね。
腰や脚の痛み、しびれに悩まないように早めに改善しましょう!
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